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2006年10月29日 (日)

こういう時こそ腕の見せ所

履修逃れ 公教育は受験だけでない(27日、産経新聞社説より)

架空履修 全国の実態を明らかにせよ(26日、毎日新聞社説より)

主張としては社説のとおりだと思うのですが、現実問題として、未履修の高校生の扱いをどうするかというのは難しい問題です。

未履修のまま卒業してしまった人とのバランスの問題もあり、履修しないと絶対に卒業させないと言うことは厳しすぎると思うからです。一方で、ちゃんと履修している高校生とのバランスもあり、履修しなくても卒業できるということは、これもまたバランスに欠くと思うからです。

ここは文部科学省の腕の見せ所だとは思うのですが、とりあえず卒業させることを前提で、未履修分の履修を始めればいいのではないか。

履修できなかった分については、卒業した後の春休みにでも授業を行っていけば良いのではないか。それでも足りない部分があるのであれば、翌年度の土日に補習を行うか、何か課題の提出で授業に替えることを考えても良いのではないか。課題の提出で授業に替えるなどということは、文部科学省的には認められないのでしょうが、まあ、そこは大目に見てもらうとして。

では、すでに卒業してしまった人についてはどうするか。

まさか卒業証書を取り上げるわけにもいかないし、それぞれに新しい生活を始めていて補習を受けることは難しいだろうから、学校側がちゃんと謝るしかないわな・・・。

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コメント

かなり日本では大きく報道されているこの問題。「未履修になってしまった」だけではなく、「履修していないのに履修したことにした」とした高校もあることがわかって。

つまり成績表の偽造を教師が行った事実。卒業生にとっては経歴詐称になっちゃうわけなのですよね。

受験終了後から卒業式までの間に補習を行うという案についてテリー伊藤が、大学受験に失敗・成功した生徒たちが机を並べさせられて無駄とわかっている授業を受けさせられるそのつらさを指摘していて、同感しました。

高校3年の卒業式前にクラスの中にあった複雑な気持ち、仲良しですらうまく話せなくなったあの空気を思い出しました。

投稿: 大御所 | 2006年10月29日 (日) 11時31分

>大御所さん
なるほど、受験終了後に補習をするのは確かに良くなさそうですね・・・。
そうすると、特例的に取得単位数を減らす措置を講じるのが現実的な解決方法ということになるんですかね。
あるいは、特例という必要も無く、通常単位を取る際に要求される最低限の出席日数(3分の2だったか)分に補習の数を減らすとか、減らす方向で考えないと、すべて補習を行うことは無理なような話もありますからね。

投稿: メル | 2006年10月30日 (月) 19時06分

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