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2006年10月16日 (月)

世の中の見方と見え方(続き)

衝撃はまだ続きます。

物理学は進化し続け、ついには、時間と空間についても説明をしようとしています。

時間についての説明は、正直良く分かりませんでした・・・。

何でも、ゼロ以前の時間を想定することで、宇宙の始まりを上手く説明できるそうなのですが、私の理解を超えているので、省略します(笑)。

ただ、空間の説明の方は、だいぶ分かりやすい。

もちろん、これも説明の仕方は一種類ではないのですが、分かりやすい方を使わせてもらうと、空間も、デコボコしているらしいです。

ちょうど、水が水分子から出来ているように、空間も空間の素というもので出来ていると予想できるそうです。水分子と水分子の間には水がないように、空間の素と空間の素の間には何もないことになります。この空間の素の大きさは、これまた計算で予想することができ、原子核の1000京分の一よりも小さいそうなので、もちろん、見えません。

このように、この空間の素というのは非常に小さいものなので、量子論でいうところの法則に従い、砂粒のようなものではなく、お湯を沸騰させた時に生じる泡のようなものになると思われます(多分)。

これのどこが衝撃かというと、宇宙の果てをイメージしやすくなったかなということです。

よく、宇宙はすごいスピードで広がっているといいますが、じゃあ、その先には何があるんだと前から思っていたわけです。ただ、空間の素というものが想定されるのであれば、要は、宇宙の果てには、その素さえないというわけで、何もないということがあり得るなと思うわけです。

ただ、著者も少しほのめかしているのですが、結局、世界の真の姿を知ることは出来ないのではないかと言ってます。

恐らく理由は二つ。

一つ目は、宇宙が出来た後に、人間の脳が出来たので、そもそもそんな人間の脳に、宇宙の発生など、自分を創った世界の姿を知ることができるのだろうかという疑問。生みの親を理解できるのかという感じでしょうか。

二つ目は、怖い話ですが、全てが虚構かも知れないという恐れ。要は、このように考えていること全てが虚構かも知れないという予想があり得るということ。ちょうど、映画の中の映画という状態が永遠に続いているようなイメージですが。

すべてが虚構かもしれないなどという結論が、物理学から出てきそうだというわけですが、そんなことがあっていいのだろうかと混乱しつつも、妙に納得してしまうのでした。

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コメント

はじめまして。いちおう物理をやってる者です。

物理が哲学に通じるところがあるというのはもっともだと思います。万有引力の法則や微積分を作ったアイザック・ニュートンも哲学者だったといいますし。
昔は哲学と自然科学に隔たりなどなかったのでしょう。そして今も学問としてはわかれましたが、物理が自然の根本原理解明をしているということからも変わらないと思います。

空間の説明とかは空間の量子化のことかな。量子重力と統一理論は素粒子系理論家の夢です。

またちょくちょく見に来ます。

投稿: Kuの人 | 2006年10月22日 (日) 22時26分

コメントありがとうございます。
物理を勉強されている方からコメントをもらえるとは思っておらず、恐縮です。
空間の説明のところですが、一応、空間の量子化というものの自分なりの理解で感想を述べさせてもらいました。
完全に素人の感想です・・・。

物理という非常に科学的な学問が、確率的にしか存在を予想できないものがあるとか、観測してみないことには分からないという部分が、私は特に好きです。
非常に謙虚な感じがします。

投稿: メル | 2006年10月23日 (月) 22時06分

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