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2006年11月18日 (土)

歴史の解釈

日中外相会談 歴史共同研究は08年中の成果目指す(産経新聞より)

良い試みだと思うのですが、お互いの国民が、相手の国の歴史解釈を受け入れることは、感情的に難しいでしょう。

例えば中国の場合は、中国共産党の成立過程が日本軍との戦いと重なるので、どうしても日本軍を追い払ったという面を強調するだろうし、実際、中国の領土で戦っているので、中国にしてみれば、100%の正義が中国にあるということになるでしょう。

一方、日本にしてみれば、アヘン戦争後の中国の惨状など、うかうかとしていると日本も西洋列強にやられるという思いから富国強兵に進んだという経緯があり、戦争という手段をとることにそもそも正当性を感じたこと、及び、国の命令で国民を戦地にやったのに負けたという後ろめたさから、これまた日中戦争以降の戦争を否定することはできないでしょう。

こういった思いを抱えた両国が、それぞれに歴史解釈をしていくと、どうしても相手国の歴史解釈を感情的に受け入れられないということになるのではないかと思うのです。

当然揉めるでしょうし、両論併記という形になるかもしれませんが、それでもしかし、共同研究という試みを繰り返して、お互い言いたいことを言って欲しいなと思います。

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コメント

もめたら、あっぱれだね。
どうなるこやら。
日本に不利になるような
結果にだけはして欲しくない。
参加する人は、名前と経歴を
明かしてからにして欲しい。

投稿: tomozo | 2006年11月23日 (木) 02時29分

>tomozoさん
コメントありがとうございます。

確かに、揉めるほどの意見主張は行われない、あるいは、出来ないかも知れません。

両国共に参加者は、「歴史学者」として、資料に基づいて意見を戦わせて欲しいところです。

投稿: メル | 2006年11月23日 (木) 19時12分

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